「虚偽の記載や不正、不当な表示、類似するアプリや名前、アイコンの使用はリジェクトされます」
さて、類似するアプリとはどの程度まで許容されるのでしょうか?
ワタクシ事ですが、アプリを開発中にあるアイディアが浮かびました。
そのアプリはアルファベットをタップして英単語を作るパズルゲームでした。
「これ、アルファベットを数字に変えれば計算パズルにもできる!」
ゲームとしてのインターフェースや操作方法はそのままで良さそうなので、作っているアプリを再利用して工数を少なく新作ができそうなアイディアでした。
私はプログラマーでデザイン系の素材を用意するのがとても大変なので、それもそのまま再利用してしまおうと考えました。
そうするとほぼ見た目は同じで内容が少しだけ違うアプリが2つ出来上がることになります。
そこでふと頭をよぎったのが冒頭のアップルの規約です。
2つのアプリがどこまで類似しているのか比較してみます。
まずはメインのゲーム画面です。
えいたんご |
あんざん! |
右が暗算パズル「あんざん!」
マスコットキャラの位置が違ってたりしますが、基本的にアルファベットと数字が違うだけで後はほとんど一緒です。
次にタイトル画面も見てみましょう。
えいたんご |
あんざん! |
さらにアイコンはこんな感じです。
えいたんご |
あんざん! |
もはや紛らわしいというレベルですね。
ゲームの遊び方もほとんど一緒です。
えいたんご |
あんざん! |
『あんざん!』は数字をタップして計算式をつくる
ここまで類似していて果たして大丈夫なのでしょうか。
結論は、全く問題なくリリースできました。
ここで誤解が無いように補足しますが、あくまでこれは同一作者のアプリだということです。
他人のアプリをパクっても問題ないということではありませんのであしからず。
最後に実際にアプリを見てどこまで類似しているのか確認してみたい方は以下からダウンロードしてみてください(無料アプリです)。
えいたんご (無料アプリ)
http://itunes.apple.com/jp/app/eitango/id770302074
あんざん!(無料アプリ)
http://itunes.apple.com/jp/app/anzan/id815969606
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