では、作ったゲームをスマホで動かしてみましょう!
※Unity Version4.6.1(Mac)の情報です。
Android
実機の設定
Androidで開発中のアプリが動かせるように以下の2点を設定します。
- 開発者向けオプション→USBデバッグをON
- セキュリティ→提供元不明のアプリをON
Android SDKの設定(Unity)
次にUnityでAndroid SDKの設定をします。
Unity→Preferences…を選択
Unity Preferencesのウインドウが立ち上がるので、External Toolsを選択。
Android SDK LocationにAndroid SDKのパスを入力する。
※Android SDKはこちらでダウンロードできます。
ビルド設定(Unity)
最後にUnityでビルド設定です。
File→Build Settings…を選択
Build Settingsのウィンドウが立ち上がるので、PlatformにAndroidを選択して『Switch Platform』ボタンをクリック。
PlatformがAndroidに切り替わったら『Player Settings…』ボタンをクリック。
InspectorビューがSettings for Androidに切り替わるので、IdentificationのBundle Identifierを修正する。
※jp.xxx.test04のように「自分のドメインの逆+アプリ名」という感じでOK
実行
いよいよ実機で動かすので、Androidの実機をUSBで繋いでおきます。
先ほど表示したBuild Settingsウィンドウの『Build And Run』をクリック。
apkファイルを保存する名前を聞かれるので、適当に入力(プロジェクト名など)して『Save』ボタンをクリック。
上手くビルドが通ると実機にUnityのロゴが表示され、ゲームが実行されます。
注意点
私の場合は、いくつか詰まった点があったので記載しておきます。
ビルド時に以下のエラーメッセージが表示されました。
Android SDK is outdated
SDK platform Tools version XX < 20
これはAndroid SDKのversionが古いということなので、メッセージの右辺(API20)以上のモノをSDK Managerを使ってインストールすればOKでした。
あとは、JDKの1.7以上を求められたので、Oracleのサイトからダウンロードしてインストールしました。
iOSはもっと簡単です。
ただし、Xcodeで実機デバッグをできるようになっていることが前提となります。
Androidの場合と同じように「File→Build Settings…」を選択し、Build Settingsのウィンドウを立ち上げ、『iOS』に『Switch Platform』します。
後は『Build』ボタンをクリックするとXcodeのプロジェクトをどこに、どんなフォルダ名で出力するか聞かれるので、適当に入力します。
Xcodeが立ち上がったら、後はiOSアプリを実機で動作させる手順で実行します。
こんな感じでiPhoneで動きました。
こんな感じで簡単にスマホアプリが作れちゃいました。
Unity以外の手段で開発するとこうは行きません。
サクッとアプリを作りたい方はUnityをお勧めします。
あとは、JDKの1.7以上を求められたので、Oracleのサイトからダウンロードしてインストールしました。
iOS
iOSはもっと簡単です。
ただし、Xcodeで実機デバッグをできるようになっていることが前提となります。
ビルド設定(Unity)
Androidの場合と同じように「File→Build Settings…」を選択し、Build Settingsのウィンドウを立ち上げ、『iOS』に『Switch Platform』します。
後は『Build』ボタンをクリックするとXcodeのプロジェクトをどこに、どんなフォルダ名で出力するか聞かれるので、適当に入力します。
ビルドが完了したら、先ほどのフォルダを開いてみると、Xcodeのプロジェクトファイルが出力されているので、それをXcodeで開きます。
実行
Xcodeが立ち上がったら、後はiOSアプリを実機で動作させる手順で実行します。
こんな感じでiPhoneで動きました。
まとめ
こんな感じで簡単にスマホアプリが作れちゃいました。
Unity以外の手段で開発するとこうは行きません。
サクッとアプリを作りたい方はUnityをお勧めします。
これはスゴす!
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