2015年1月14日水曜日

Unityで作ったゲームをスマホで動かしてみる

Unityを使えば簡単にゲームっぽいものが作れてしまいます。

では、作ったゲームをスマホで動かしてみましょう!

※Unity Version4.6.1(Mac)の情報です。


Android



実機の設定


Androidで開発中のアプリが動かせるように以下の2点を設定します。

  • 開発者向けオプション→USBデバッグをON
  • セキュリティ→提供元不明のアプリをON


Android SDKの設定(Unity)


次にUnityでAndroid SDKの設定をします。

Unity→Preferences…を選択



Unity Preferencesのウインドウが立ち上がるので、External Toolsを選択。

Android SDK LocationにAndroid SDKのパスを入力する。



※Android SDKはこちらでダウンロードできます。




ビルド設定(Unity)


最後にUnityでビルド設定です。

File→Build Settings…を選択



Build Settingsのウィンドウが立ち上がるので、PlatformにAndroidを選択して『Switch Platform』ボタンをクリック。



PlatformがAndroidに切り替わったら『Player Settings…』ボタンをクリック。

InspectorビューがSettings for Androidに切り替わるので、IdentificationのBundle Identifierを修正する。


※jp.xxx.test04のように「自分のドメインの逆+アプリ名」という感じでOK



実行


いよいよ実機で動かすので、Androidの実機をUSBで繋いでおきます。

先ほど表示したBuild Settingsウィンドウの『Build And Run』をクリック。

apkファイルを保存する名前を聞かれるので、適当に入力(プロジェクト名など)して『Save』ボタンをクリック。




上手くビルドが通ると実機にUnityのロゴが表示され、ゲームが実行されます。




注意点


私の場合は、いくつか詰まった点があったので記載しておきます。

ビルド時に以下のエラーメッセージが表示されました。

Android SDK is outdated
SDK platform Tools version XX < 20

これはAndroid SDKのversionが古いということなので、メッセージの右辺(API20)以上のモノをSDK Managerを使ってインストールすればOKでした。


あとは、JDKの1.7以上を求められたので、Oracleのサイトからダウンロードしてインストールしました。




iOS


iOSはもっと簡単です。

ただし、Xcodeで実機デバッグをできるようになっていることが前提となります。



ビルド設定(Unity)


Androidの場合と同じように「File→Build Settings…」を選択し、Build Settingsのウィンドウを立ち上げ、『iOS』に『Switch Platform』します。



後は『Build』ボタンをクリックするとXcodeのプロジェクトをどこに、どんなフォルダ名で出力するか聞かれるので、適当に入力します。



ビルドが完了したら、先ほどのフォルダを開いてみると、Xcodeのプロジェクトファイルが出力されているので、それをXcodeで開きます。




実行


Xcodeが立ち上がったら、後はiOSアプリを実機で動作させる手順で実行します。




こんな感じでiPhoneで動きました。



まとめ


こんな感じで簡単にスマホアプリが作れちゃいました。

Unity以外の手段で開発するとこうは行きません。

サクッとアプリを作りたい方はUnityをお勧めします。



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